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子供たちとの海

ぼくの夢・・・
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日曜日、知り合いの子供たちをヨットに招待しました。
年少の子から小学校低学年の子供、息子、娘を合わせて6名の子供たちです。

風は少し強くて、空も青くなく、ちょっと残念なコンディションです。
でも彼らはそんなことに構わず、とてもはしゃいでいます。
マリーナからゆっくりと「外」に出れば・・・・・。
湾の中とはいえ、ずっと広がる海にそれぞれが、それぞれの反応をしました。

すごーーいい!
ひろーーーい!
海がきたない・・・・。
イルカ・・・いるかなーー!
ちょっと怖い・・・・・。
眠い・・・・。

男の子たちはラット(舵)を取りたがります。
ぼくが手を添え、ゆっくりと回して、船が動くさまを感じています。
ぼくは子供たちに、風を感じて欲しいと思っていました。
目に見えないもの、でも確実に船を動かすような「ちから」があるもの。
風のちからで、こんな大きな船が動いているのを感じて、そして自然のちからの
偉大さを、少しでも伝えたかった。
でも、少しだけ彼らは幼かったようです・・・・。

セイリングはそこそこに、マリーナに帰りました。
もう少し単純に、彼らを楽しませよう・・・・。
カヤックを組み立て、マリーナの中を散策することにしました。

思ったとおり、ヨットでのセイリングよりも確実に彼らの瞳は輝き、楽しそうになってきました。
海が手を伸ばせば届くところにあり、目の前でさかなが飛びます。
桟橋に付いた貝すらも、興味の対象です。
順番に何回かカヤックでマリーナをめぐったのでした。

いつも息子と遊んでいますから、子供たちの思考パターンが、なんだかつかめてきたような
気になっていました。
でも男の子と女の子はずいぶん違うし、個人差だってもうずいぶんあるのです。
ぼくは彼らと友達になって、自分もその楽しさを感じながら、楽しい方向を探す・・・・。
あらためて、目線の高さを同じにすることの大切さを感じたのです。

そんな個性の違うこどもたちに、それでもなお、感性が育つ幼児から小学生の間に
ぼくは海を、そして自然を伝えていきたいと思っています。
息子、娘、そしてできれば、多くの子供たちに・・・・・。

ぼくの夢の形が、すこしだけぼんやりと見えてきた日曜日でした。

by tradewind6131 | 2007-09-03 22:20 | 海の話  

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