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セイル・セットあれこれ

今回のセイル・セット

愛艇はフィンランド生まれのSWAN36です。
マストヘッド・リグで比較的ヘッドセイル(マストの前側に展開するセイル)
が大きいのですが、今回の帰りのクルージングではそのヘッドセイルを
100%のジブにしてきました。レースの強風用に作ったケブラー・カーボン
をラミネートした渋いやつです。

これが大正解でした。
まず取り回しが軽い!いままでは150%中心でしかたらなおさら・・・。
そしてこれは少し工夫してファーリングできようになっています。
今まで両手で、時にはウインチを使ってえっこらえっこら巻いていたのが
左手でホイホイと巻けます。

フォイルも綺麗!効率よくセイルが機能し、メインとのスロット効果もあって
小さいセイルでよく走ります。

セイルのセットがビシッと決まり、船が効率的に調子よくスーッと走っている
ときはなんともいえない快感です。ヨット乗りなら解ってくれるかな。

船には150%と100%、そしてストーム用ジブ、トライスル、APスピンとソックス
に入れたクルージングスピンを積んでいます。
一人ですからなかなかセイルチェンジは難しいし、走る船の上では結構危険です。
この航海はヘッドセイルはこのまま100%で、ときにクルージングスピンくらいかな・・・。

ヨットは風で走ります。
エンジンも付いています。
でもあくまでも「風を感じて」いたいものです。

by tradewind6131 | 2006-03-28 23:54 | クルージング  

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